2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

二千九百四十五の峠

伊能忠敬は下総国佐原村における名主の人。 50歳のときに天文学者の高橋至時に師事する。このとき高橋は31歳。 暦学や天体観測を学ぶうちに「地球の直径」を知りたいという欲求に駆られ、子午線1度の正確な距離を算出したいと考えるようになる。 「蝦夷地と…

奈良高畑より糸のみほとけ展

国宝の綴織當麻曼荼羅図の修理が成ったとのことで、繍仏の特別展を開催している奈良国立博物館へ行くことにした。 まずは山の辺の道を辿り白毫寺へ。山門と破れ築地が夏の空の下にとても映える。高円山の端ではあるが大和盆地を一望することができ、天智天皇…