日記

二千九百四十五の峠

伊能忠敬は下総国佐原村における名主の人。 50歳のときに天文学者の高橋至時に師事する。このとき高橋は31歳。 暦学や天体観測を学ぶうちに「地球の直径」を知りたいという欲求に駆られ、子午線1度の正確な距離を算出したいと考えるようになる。 「蝦夷地と…

悪因悪果

40年近く生きてきていろいろな人を見ていたつもりではいたが「悪人」というものを7年前にはじめて見た。それはそれで興味深かったが近ごろ自滅した。 信長は叡山を焼いたとき「悪は滅びた」と呟いたといわれるが、悪因悪果というものを目の当たりにする思…

六甲全山縦走

六甲全山縦走。 公称56km。関西屈指の山岳縦走路である。 この道は「孤高の人」加藤文太郎が歩いた道でもある。 もちろん彼が歩いた頃とは様変わりしているのではあるがともかくも歩いてみた。 午前7時半頃に塩屋の駅より歩き始める。 縦走大会なども行われ…

ひっそりと

近ごろFBその他SNSでは少し息が詰まるような気がするので、読書感想文のようなものや思いつき、簡単な旅の記録などをこちらに置いておこうと思う。